2050年のカーボンニュートラルを目指し、地方に多く走るディーゼルエンジンの列車の代替として期待される水素燃料電車の量産に向け、高圧水素ガスの安全対策などを議論する専門家会合の第1回が行われました。
国土交通省 岸谷克己技術審議官
「現在の非電化区間を走るディーゼルカーをできるだけ早く水素燃料電池鉄道車両に置き換えるということが、国土交通省として極めて重要な課題」
国土交通省は24日、高圧水素ガスを搭載する水素燃料電車の量産に向け、安全対策などの基準をつくるための専門家らによる検討会を開きました。
24日の初回会合では、実際の走行や研究が進む欧米や日本国内の事例などが紹介され、今後は火災時の対応や高圧水素ガスの設置場所などの基準案について本格的な議論が進められます。
国内では、JR東日本の「HYBARI」が2030年度の導入を目指し、実験や開発が進められています。
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