東京・上野動物園の2頭のジャイアントパンダが29日に中国に返還されますが、飼育員らがリーリーとシンシンに向けて書いた寄せ書きが園内に掲示されています。

 ジャイアントパンダの雄のリーリーと雌のシンシンは19歳と高齢になっていて、生まれ育った環境で過ごすのが望ましいと判断され、29日に中国に返還されます。

 2頭に感謝の言葉を伝えようと、飼育員や獣医ら29人の思いがつづられた横断幕が来月31日まで園内に掲示されます。

来園者
「(Q.寄せ書きを書くとすれば?)大好きだよっていうことですね。シャンシャンと一緒にいつまでも元気にいてくれれば」

 動物園によりますと、2頭を観覧するための列が今月22日には3時間半待ちになるなど、多くの人がリーリーとシンシンが最後のあいさつに訪れているということです。

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