能登豪雨で25日は被害が大きかった輪島市などから3人の遺体が相次いで発見されました。石川県は「激甚災害」に指定するよう国に要請する方針です。輪島市から報告です。
(西平大毅記者報告)
輪島市の中心部から2キロほど離れた久手川地区では、自衛隊や消防隊が合わせておよそ430人体制で捜索をしています。
重機を使って家屋に流れ込んだ流木や土砂の塊を崩し、スコップを使うなどして手作業で慎重に進めています。
能登半島を襲った豪雨では、これまで少なくとも9人の死亡が確認されています。
25日、行方不明者の捜索のために県外から応援に入ったヘリコプターが珠洲市と輪島市の海岸近くで、いずれも男性とみられる遺体を発見しました。
県などによりますと、14歳の女子中学生を含む複数人の行方が今も分かっておらず、26日も早朝から捜索が続けられています。
石川県の馳知事は被災地や被災者への特別な財政援助などを求めるため、今回の豪雨を「激甚災害」に指定するよう国に要請する考えを示しています。
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