選挙事務所の幹部が偽名で他陣営の事務所に出入りしていたとして、次の衆議院選挙で立候補を予定していた「日本維新の会」の京都4区支部長だった男性が出馬を辞退しました。

 出馬の取りやめを表明したのは「日本維新の会」で京都4区から立候補を予定していた弁護士の松井春樹氏(26)です。

 松井氏の事務所などによりますと、事務局長を務めていた男性が、去年12月ごろから同じ京都4区選出の北神圭朗議員の事務所に出入りし、北神議員の政治塾や街宣に偽名を使って参加していました。

 男性は松井氏の小学校の同級生で、現在、事務所は男性と連絡が取れない状況だとということです。

 松井氏は出馬の取りやめと離党を申し出て、24日付で受理されました。

 「日本維新の会」は後任の候補者について「ゼロベースで探す」としています。

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