記録的な大雨に見舞われた能登半島でいまだに孤立状態が解消されていない集落が46カ所あり、多くの住人が取り残されていると発表されました。
石川県によりますと、土砂崩れなどの影響で道路が寸断されて孤立状態にある集落の数は23日午後4時時点で46カ所になったということです。
孤立集落に暮らす住民は360人以上いるということです。
県によりますと、209人が暮らす輪島市の七浦地区では道路が寸断されているほか、携帯の電波も届かない状況が続いているということです。
県は公民館に配備している衛星電話を使って住民の安否を確かめたり、DMAT(災害派遣医療チーム)の医師を派遣して治療が必要な患者をドクターヘリで搬送するなどの処置をしているということです。
孤立集落は徐々に数を減らしていますが、通行の完全復旧については「めどは立っていない」ということです。
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