能登半島を襲った集中豪雨で3人が亡くなった石川県輪島市町野町で、新たに31歳の女性が安否不明になっていることが分かりました。

 町野町では豪雨で寺地川が氾濫し、住宅街に水が流れ込むなどして、これまでに中山公さん(82)と妻のはるみさん(82)など3人が亡くなっています。

中山さん夫婦を知る男性
「(Q.娘さんや奥さんも(はるみさんと一緒に)流された)うちのやつは離れていて流されなかったけど、全部見ていたから気持ちは大変だったと思う」

公さんの救出に関わった男性
「(Q.最初(公さんを)救助した時は)応答あった。応答あったというか、少し軽くしゃべられる程度。途中で胸が苦しいって言い始めて、これはやばいって感じで」

 また、県は24日、新たに同じ町内に住む中山美紀さんの安否が分からなくなっていると発表しました。

 美紀さんの知人によりますと、美紀さんは豪雨の後、石川県穴水町にパートに出掛けましたが、勤務先から雨を理由に帰宅をうながされ、その後、連絡が取れなくなったということです。

 その後の取材で、美紀さんが乗っていたとみられる車が勤務先と自宅の間にある石川県能登町で見つかったという情報が入っています。

 警察や消防などは引き続き美紀さんの捜索を続けています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。