車輪に車軸を取り付ける作業の際に検査結果の数値が書き換えられていた問題で、国土交通省がJR東日本に立ち入り検査を行いました。

 24日午前10時ごろ、JR東日本の東京総合車両センターでは、国交省の立ち入り検査が行われました。

 JR東日本によりますと、2008年から9年の間、車輪に車軸を取り付ける「輪軸」の組み立て作業で、基準値の範囲内に収まるように検査結果を書き換えていました。

 この書き換えはおよそ1187本で行われたということです。

 このうち76本が基準値を下回っていた「輪軸」として現在も残っているということです。

 安全性に問題はないとしていますが、JR東日本は今年度中にすべてを交換する方針です。

 また、24日午前は同様に数値の書き換えを行っていた京王電鉄のグループ会社に立ち入り検査を行い、午後にも京王電鉄の本社に入る予定です。

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