気象庁は24日午前8時20分、伊豆諸島と小笠原諸島に津波注意報を発表しました。各地で最大1メートルの津波が予想されています。

 到達予想時刻は、伊豆諸島には「すでに到達」、小笠原諸島には「到達か」としています。

 海岸や河口の近くにいる人はその場所から離れて下さい。

 八丈島の八重根では午前8時58分に50センチ、神津島港で午前9時34分に20センチ、三宅島の坪田と阿古では午前9時11分に10センチ、伊豆大島岡田で午前9時37分に10センチの津波を観測しました。

 伊豆諸島と小笠原諸島では午前中に満潮時間を迎えるので、さらに津波が高くなる可能性があります。

 地震の震源は鳥島近海、震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.9と推定されています。

 また、政府は総理官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置して情報収集にあたっています。

 また、気象庁は午前10時20分から会見を行い、津波の状況や今後の見通しについて説明を行います。

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