沖縄県名護市東江の集合住宅の一室で22日夜、50代女性があおむけで倒れている状態で発見された。女性は同日午後9時45分ごろ、救急隊員によって現場で死亡が確認された。

 県警捜査1課によると、同日午後7時ごろ、「知り合いの男性から『警察と一緒に私の部屋に行ってほしい』と電話があった」との通報が、名護署にあった。現場の住宅に向かったところ、女性が倒れていた。

 県警は通報内容や発見時の状況などから、事件の可能性があるとみて調べている。女性は交際男性と一緒に住んでいたとの情報もあり、県警は連絡が取れていない男性を捜している。

 現場は国道58号沿いにあり、名護署からもほど近い。遺体が見つかった部屋があるフロアとは別の階に住む男性(65)は「昨日はいつもと変わらない様子だった。何があったのか、全然分からなかった」と話した。

 近くのガソリンスタンドで働く40代男性は、22日午後7時ごろに出勤して上司から「部屋で亡くなった人がいるみたい」と知らされた。

 「普段勤務してても、とくにトラブルがあるとか騒いでるとか見たことも聞いたこともないから、急にこんなことが起こってびっくりしている」と驚いた様子だった。

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