原子力規制委員会の新たな委員として原子力工学や地震の専門家2人が就任し、会見で「真摯に向き合いたい」などと抱負を述べました。

 19日付で原子力規制委員会の委員に新たに就任したのは、原子力工学が専門のカナダ・マクマスター大学元教授の長崎晋也氏(61)と地震や火山が専門の名古屋大学名誉教授・山岡耕春氏(65)です。

 18日に任期満了に伴って退任した田中知氏と石渡明氏の後任となります。

 19日の就任会見で長崎氏は「法と科学と技術のエビデンスに基づきながら規制委員としての職務を全うしたい」とし、山岡氏は「科学においては正直に。自然に対して真摯に向き合いたい」と抱負を語りました。

 2人の任期は5年間です。

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