【北中城】沖縄県の玉城デニー知事は「敬老の日」の16日、新100歳の高齢者を表彰する「お元気百歳あやかり訪問」で北中城村の安里靜子さん(99)と大田ヨシさん(100)宅をそれぞれ訪ね、祝い状と記念品を贈った。健康の秘訣は、好き嫌いせずに何でも食べることという安里さんと、早起きして庭掃除をすることという安里さん。2人と握手を交わした玉城知事は「元気な姿は県民の目標であり、あやからせてください」と祝福した。
安里さんは子ども6人、孫5人、ひ孫8人に恵まれ、今でも料理をすることが大好きという。「ヤギだけは食べないけど、それ以外は何でも好き嫌いせずに食べることが健康につながっている」と笑顔。玉城知事から祝い状を受け取り「ニュースで見ている知事と会えて、今日は金賞を取った気持ち。県民のことも、自分のことも健康があってこそ。知事も健康第一ですよ」と語った。
大田さんは子どもが7人、孫が11人、ひ孫が15人いる。2010年には元気で活力のある北中城村の80歳以上を対象にした「ミスきたなかぐすく」に選ばれた。長女の山城幸子さん(71)は「母は97歳まで農業をして、オクラやトマトなどを育てた。今でも早起きして庭の草むしりもして元気。家族みんなで祝いたい」と話していた。(中部報道部・吉川毅)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。