連休中日、都内でも「史上最も遅い」猛暑日となりました。

■都内で史上“最も遅い”猛暑日 八王子35℃超え

(鴇田明信ディレクター)「正午の浅草です。サンバカーニバルが行われています。色鮮やかな衣装を身にまといサンバを披露しています」
東京・浅草のサンバカーニバル。コロナ禍以降、5年ぶりのフル開催です。浅草の夏を締めくくるイベントですが、この日の都心の最高気温は、34.4℃。八王子では35.5℃と、観測史上、最も遅い猛暑日となりました。あまりの暑さに踊り終わったダンサーは…
(神戸から参加したダンサー)「気候が異常ですよね。9月でもね、8月中旬くらいの暑さで…汗が止まらないくらい暑いです。露出は多いんですけどね、暑いです」

■「猛暑日」全国70地点 熊本は“史上最高”37.9℃

こちらは和風…華やかな日本髪を結った女性たちが、手踊りを披露する「島田髷まつり」。浴衣姿が涼しげに見えますが、残暑厳しい中での開催となりました。
3連休中日の15日、全国70地点で猛暑日に…熊本・甲佐では最高気温が37.9℃と9月の観測史上最高を記録。広島では35.7℃と観測史上、最も遅い猛暑日となりました。
(柳下圭佑記者)「きょうも厳しい日差しが降り注いでいる東京都内です。渋谷の街中では例大祭が行われていまして、威勢のいい掛け声を上げてみなさん、必死に神輿を担いでいます」
渋谷109前には、14基の神輿が集結。季節外れの暑さに水分補給は欠かせません。
(参加者)「水とかお茶とかをいっぱい入れて、氷で冷やしてあげて…」
渋谷の街に威勢のいい掛け声が響きます。

■沖縄オリオン祭り「37℃超」 人気は“かき氷”

(草薙和輝アナウンサー)「こちら今ステージの前ではエイサー踊りが披露されています。こちら詰めかけた皆さんも一斉にノリノリ、踊っていますね」
勇壮でしなやか。迫力満点のエイサーに、小さな子どもも自然と踊り出します。川崎市の川崎競馬場で沖縄の文化やグルメなどを楽しめるイベントが開催されました。
(草薙和輝アナウンサー)「現在手元の温度計で気温は37℃を超えています。9月中旬とは思えない強い日差し、暑さを感じます」
子どもたちに人気だったのは、冷たいかき氷。
「はーい、あーん。どうですか」
「おいしい。おいしい」
石垣島名物の八重山そばのお店には長い行列が。
「やっぱり沖縄グルメですね。こういうおそばは代表料理だと思うので」
「おいしい?」
「暑い」
「暑いけど?」
「おいしい」
イベントの出演者やスタッフには沖縄出身者も多いのですが、口を揃えて言うのは…。
(沖縄出身 料理スタッフ)「沖縄より暑いです」
「沖縄よりも全然暑いです」
「沖縄より暑く感じますね」
(沖縄出身 琉球舞踊の踊り手)「私は(衣装を)3枚です。下は4枚ですね。暑いです。中の襦袢はかなりビチャビチャです」
「全然秋が来る感じがしないなって」


9月15日『サンデーステーション』より

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