高級外車を購入する際に虚偽の契約書を作ってローン契約を結び、信販会社から現金を詐取したとして、大阪府警吹田署と府警刑事特別捜査隊は11日、男性3人を詐欺容疑で逮捕した。
逮捕されたのは、自称会社員の南本満(39)=大阪市北区▽南本容疑者の兄で会社役員の龍也(45)=吹田市▽自動車販売業、片野田洋介(45)=兵庫県西宮市=の各容疑者。府警はそれぞれの認否を明らかにしていない。
3人の逮捕容疑は、共謀して2023年4月、高級外車「マセラティ」を片野田容疑者の会社から2780万円で購入するという第三者名義の虚偽書類を信販会社に提出。ローン契約を結ばせた上で頭金を除く約1480万円を振り込ませて詐取したとしている。
吹田署によると、マセラティは龍也容疑者の親族が利用していた。南本満、龍也容疑者は、ローン契約の際に名義を使われた男性から資産運用名目で約3700万円をだまし取ったとする詐欺容疑で8月に逮捕されていた。【岩本一希】
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