真夜中の住宅街。防犯カメラが捉えたのは生け垣から燃え盛る炎。その直後、駆け寄る人物が。一体、何が。

 10日午前1時すぎ、住宅街の生け垣から赤い炎が上がり、辺りに煙が立ち込める様子を向かいの新聞販売店の防犯カメラが捉えていました。

 駐車場を歩き回り、心配そうに見つめる販売店の従業員ら。数分後、1人が生け垣に駆け寄って消火を始めました。

 防犯カメラには生け垣の中に手を入れ、ライターのようなもので火を付けた後、歩いて立ち去った人の姿も映っていたといいます。

住人の女性
「火事は怖いです。信じられなかった。消してもらったから、ここまでで済んだ。まだウロウロしているかもしれない。捕まってほしい、反省してもらいたい」

 生け垣は幅3メートル、高さ0.7メートル燃え、住人や住宅への被害はありませんでした。

 警察は放火事件とみて近所での不審者に関する聞き込みのほか、防犯カメラやドライブレコーダーの映像などを捜査しています。

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