【最新情報】台風は週末に沖縄・奄美を直撃　東京は82年前に並び過去最遅の猛暑日か

■台風13号　強い勢力で沖縄、奄美を直撃

台風13号は日本の南を北西に進み、14日午後から15日には強い勢力で沖縄、奄美に近づく見込みです。15日には中心気圧が965hPa、数日前よりも発達傾向へと変わってきていて、発達のピークと沖縄、奄美への接近が重なる恐れがあります。
前回、列島に大きな影響を与えた台風10号よりもスピードは速く、台風接近とともに急激に雨風が強まるパターンとなりそうです。

あす13日には沖縄や奄美で次第に雨や風が強まり、14日は瞬間的に50メートルの猛烈な風が予想されています。これは走行中のトラックが横転したり、樹木が倒れたりするほどの暴風で、屋外での行動は極めて危険なレベルとなります。

台風が最も近づく前の今のうちに、窓に飛散防止フィルムを張る、強風で飛ばされそうなものは家の中へ入れるなど備えをお願いします。
また3連休と重なるため旅行を計画中の方は交通情報にもお気を付けください。

■猛烈な暑さ　東京は過去最も遅い猛暑日か

一方、西〜東日本は厳しい暑さが続き、きょう12日も猛暑日が続出する予想です。関東から西の各地で、年間の猛暑日日数の過去最多記録をさらに更新するような異例の暑さが続いています。
東京都心は12日正午までの最高気温が34.5℃、すでに猛暑日に迫る暑さとなっていて、35℃に到達すれば1942年に並び観測史上最も遅い猛暑日です。

この暑さは3連休にかけても続く予想で、東京都心はあす13日と15日にも35℃予想、そのほか京都では来週18日まで途切れることなく35℃以上と真夏並みの暑さが予想されています。3連休は暑さにも台風にも厳重な警戒が必要です。