将棋界で女性として初の「棋士」を目指す女流棋士・西山女流三冠(29)が棋士編入試験の第1局を白星で飾りました。
将棋の女流タイトルのうち「白玲」「女王」「女流王将」を保持している西山女流三冠が挑戦する棋士編入試験は10日午前10時から東京・千駄ケ谷の将棋会館で始まりました。
第1局の相手は今年4月に四段になった高橋佑二郎四段(25)です。
編入試験は新しく四段になったプロ棋士5人との対局で3勝すれば合格となります。
対局は高橋四段の先手で始まりましたが、午後5時40分すぎ、持ち時間を使い切った後に高橋四段が投了し、西山女流三冠が第1局を白星で飾りました。
将棋界で女性初となる棋士に向けて好スタートを切りました。
女流棋士の編入試験への挑戦は、おととしの福間香奈女流五冠(32)以来です。
合格まであと2勝として臨む第2局は来月2日に行われます。
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