東京・明治神宮外苑の再開発を巡り、事業者側が樹木の本数を400本増やす見直し案を公表しました。明治神宮外苑のシンボル「イチョウ並木」はどうなるのでしょうか。現場から報告です。
(社会部・島田直樹記者報告)
4列イチョウ並木はこの場所に残ります。ただ、西側のイチョウについては葉の生育具合などから弱っていると判断され、下の部分に稲わらなどを敷いて湿度を保っています。
見直し前の計画では、この歩道から8メートルの位置に新しい野球場の基礎部分を建設する予定でした。ただ、樹木医らの意見を聞いたうえで、さらに10メートル離してイチョウへの影響がないと判断しました。
イチョウ並木は植えられてから100年経ちますが、18本のイチョウについては移植が検討されています。
一部の住民らは移植ではなくこの場に残すように、事業者らとの意見交換の場を求めています。
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