警視庁代々木署=東京都渋谷区で、鈴木拓也撮影

 東京都渋谷区の路上で、女性を切りつけてけがをさせたとして、警視庁代々木署は6日、中国籍で住所・職業不詳の男性(19)を傷害容疑で現行犯逮捕したと発表した。男性は「人を殺したくてやった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は5日午後11時25分ごろ、渋谷区代々木3の路上で、20代女性の後頭部を包丁で切りつけ、けがをさせたとしている。女性は救急搬送されたが、命に別条はない。「男性とは面識がない」と話しているという。

 警視庁によると、女性は切りつけられた直後に、近くのコンビニエンスストアに逃げ込んでいた。目撃者が110番し、駆けつけた警察官が、現場の路上にいた男性を現行犯逮捕した。【加藤昌平】

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