鳥取砂丘を訪れた70代の男性が一時、意識を失い、病院に搬送されました。熱中症の疑いがあるということです。

 5日午前11時ごろ、鳥取砂丘で「気分が悪そうな高齢男性がいる」と近くにいた他の観光客から119番通報がありました。

 消防によりますと、観光で砂丘を訪れた70代の男性が駐車場から500メートルほど離れた「馬の背」と呼ばれる丘の頂上で一時、意識を失ったということです。

 その後、意識を取り戻して病院に搬送されました。熱中症の中等症とみられるということです。

 県のまとめでは今年8月末までに鳥取砂丘での熱中症疑いの搬送者数は35件に上り、県は訪れる人にこまめな水分補給をするなどの注意を呼び掛けています。

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