東京・青梅市の山の中で、行方不明になった高齢女性を発見して救助したとして、警視庁の警備犬が表彰されました。

 警視庁の警備犬「クセノファネス号」は、先月、青梅市で行方が分からなくなった80代の女性を山の中で発見して救助したとして、表彰されました。

 警視庁などによりますと、女性は認知症で、親族からの通報を受けて捜索を始めましたが、通報の翌日に警備犬が捜索に加わると、わずか30分ほどで発見したということです。

 女性にけがはありませんでした。

発見された女性の長男
「安堵(あんど)、生きていてくれて良かった。本当に感謝しかありません。(クセノファネス号に)ご褒美をあげてもらいたい」

 警備犬が行方不明者の捜索で生存者を発見するのはおよそ20年ぶりです。

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