茨城県警水戸署は4日、水戸市の女性会社員(54)が、SNS(ネット交流サービス)を通じて恋愛感情を抱かせる「ロマンス詐欺」で現金9377万円をだまし取られたと発表した。
同署によると、女性は4月中旬ごろ、建築士と称する男性とマッチングアプリで知り合い、無料通信アプリ「LINE(ライン)」でやり取りするうちに恋愛感情を抱くようになった。相手から「サイトにお金を入金すれば貯蓄が増える」などと投資を勧められ、5~7月に33回で計9377万円を指定された口座に振り込んだ。
アカウント開設を指示された投資サイトで利益が出ているように表示され信じたが、8月1日、利益を引き出せないと分かり、被害が発覚した。【西夏生】
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