9月3日から行方不明となっているボルゾイ=茨城県牛久市提供

 茨城県牛久市は4日、市内の民家で飼われている大型特定犬のボルゾイが前日逃走し、牛久署とパトロールを実施していると発表した。市は住民に防災無線などで注意喚起するとともに「見かけても興味本位で近づいたり写真を撮ったりしないで。遭遇しても犬が離れるのを待つか、背中を見せずにゆっくりと立ち去って」などと呼びかけている。

 逃げたのは雄の「ライアン」。白茶色で、体長1.4メートル、体高1メートル。県動物愛護管理条例などが定める基準を超えるため、人に危害を加える恐れがある特定犬とされる。

 3日午後1時ごろ、同市栄町の飼い主(60代の夫婦)宅付近でいなくなった。市には同日夕までに、猪子踏切、JR牛久駅、牛久愛和総合病院付近から目撃情報が寄せられたが、4日夕現在、発見には至っていない。目撃情報は市環境政策課(029・873・2111)へ。【鈴木美穂】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。