ネヘレスコールを収穫して笑顔を見せる親子=大分県杵築市山香町日指で2024年9月1日午前10時18分、神山恵撮影

 大分県杵築市山香町日指の大分農業文化公園で1日、世界最大の房になるというブドウ「ネヘレスコール」の収穫体験イベントがあり、大勢の親子連れらが参加した。ビニールハウスに入った子どもたちは、約70~80センチの巨大なブドウがなる様子に目を輝かせ「これが大きい」「重たい」などと口にしながら楽しんでいた。

 同園によると、ネヘレスコールはシリア原産で、さわやかさと優しい甘みが特徴。糖度は20度前後で、最も重い房は3キロほどになるという。大分市から両親ら5人で訪れた小学3年の篠田瑞稀さん(8)は「思ったより重かった。家族で食べるのが楽しみ」と満足そうに話した。

 収穫体験は年に1度の実施だが、同園では昨年収穫したネヘレスコールを使ったソフトクリームを販売している。【神山恵】

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