大分県警佐伯署は、負傷して身動きが取れなくなった70代男性の早期救助に貢献したとして、佐伯市立米水津小5年、永井凜里さん(11)に感謝状を贈った。
同署などによると、永井さんは7月29日午後5時ごろ、浦代川沿いで父親ら3人と遊んでいた際、川に落ちて骨折した男性を発見。父親の知人を通じて119番してもらい、救助に貢献した。
当時「おーい。おーい」と叫ぶ男性の声が聞こえたため、永井さんが対岸に目を向けたところ、河川敷の草むらに男性が倒れていたという。永井さんは小学校の防災授業で、倒れている人を見つけたら大人に助けを求めることを学び、その通り実践した。永井さんは贈呈式で「焦っていたけど、絶対に助けようと思った。けがだけで済んでよかった」と話した。【山口泰輝】
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