「危ないだろ」停車した前の車から“怒声”。

■青信号で突然停止“恐怖の瞬間”

 飲食店で料理を受け取った男性は、バイクで客の元へ届けようとしていました。飲食店の駐車場から、車道へ。黒い車が通り過ぎていきました。

バイクの男性
「ちゃんと左右を確認して、安全の確認とかしたうえで、これで大丈夫だなというタイミングで左折で出庫しました」

 違和感を抱いたのは、その直後でした。前を走っていた黒い車が青信号にもかかわらず停止したのです。

バイクの男性
「その時は(車の運転手が)携帯電話とか、いじるために止まってるのかな」

■「危ないだろ!」車から“怒声”

 男性が黒い車を追い越そうとした次の瞬間でした。

黒い車の運転手
「危ないだろ!」

 車から聞こえたのは感情的な声でした。

バイクの男性
「その時、何が何だか分からなかったんで、そのままスルーして」

 そのままバイクを走らせると、黒い車が追い抜きます。バイクの前につけると車を止めました。

バイクの男性
「『何で止まったんだろう』って、『ん?』って。その時もまだ分からなくて」

黒い車の運転手
「何、寝ぼけとんのじゃコラ!」

 バイクの男性はUターンをして、その場を離れました。

バイクの男性
「怒鳴られている理由は分からなかったんですけども、とにかく自分に対して言っているな、というのはその時、初めて認識しました。もちろん危機感というか恐怖感みたいなのは抱きましたので、逃げるようにその場を立ち去りました」

 2台が遭遇したのは駐車場から出庫した時でした。一体、何が車の運転手を怒らせたのか、最後まで分からなかったといいます。

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