いわゆる“歩く肺炎”の感染者が去年の40倍に急増しています。

マイコプラズマ肺炎は、せきや発熱などの症状が出るのが特徴です。

症状が出ても風邪だと思って出歩き、周りにうつしてしまう患者も多いため“歩く肺炎”とも呼ばれます。

例年、患者の約8割が14歳以下の子どもですが、大人で入院する人もいます。

先月入院した女性
「せきもすごく出るので、呼吸を浅くしかできなくて。普通に息を吸い込むと、常にせきをしてしまう」

国立感染症研究所によりますと、今月18日までの1週間に全国の定点医療機関から報告された患者数は1医療機関あたり1.3人で、去年の同じ時期の40倍超となりました。

クリニックばんびぃに 時田章史院長
「今までは4年に1度くらい流行があったが、コロナの時に感染対策のおかげで、4年に1度の流行が起こらずに来た。かかりやすい人口が今までよりも倍に増えている」

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