民宿南光 河野孝弘さん
「毎年お客様に楽しんでいただいている時期に今回ぶつかるもんだから、通行止めは痛いですね」
地元で取れた伊勢海老をぜいたくに使った刺身定食。本来、これからの時期、伊勢海老料理を目当てに観光客も増えますが。
民宿南光 河野孝弘さん
「“命の道路”というか生活に欠かせない道路ですから」
今月8日に震度6弱を観測した宮崎県日南市では、その後も落石が起きていました。
地震発生から2週間経った今も通行止めが続いています。
近隣住民
「買い物も行けないし皆困っている」
生活に欠かせない国道。地元住民は“命の道”と呼んでいます。
この地区で唯一、日用品や食料を販売する店も仕入れは困難だといいます。
JAみやざき鵜戸支店 相川啓紀支店長
「商品が品薄になりまして、業者の方がここまで運ぶのが困難で(自分たちで)商品を車で搬入している」
普段、15分〜20分で到着できる道も1時間以上かかってしまうこともあるそうです。
JAみやざき鵜戸支店 相川啓紀支店長
「飲料・お菓子・カップ麺・パンとか、ある程度そろえている状態」
さらに台風も接近するなか、3日前には、この地区につながる別の道も大雨により落石が起きました。
JAみやざき鵜戸支店 相川啓紀支店長
「だいぶ地震で弱っていると思うので大変不安ではあります」
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