栃木県那須町で焼けた男女の遺体が見つかった事件で、逮捕された男が「指示したのは兄貴分だけど名前は言えない」などと話していることが分かりました。

 埼玉県に住む建設業の平山綾拳容疑者(25)は16日未明から朝までの間に仲間と共謀し、那須町の河川敷で会社役員の宝島龍太郎さん(55)と40代から60代の女性の遺体に火を付けた死体損壊の疑いが持たれています。

 その後の捜査関係者への取材で、平山容疑者が「指示したのは兄貴分だけど名前は言えない」「携行缶などの準備をした」という趣旨の話をしていることが新たに分かりました。

 実際に現場ではガソリンが入っていたとみられる携行缶が見つかっています。

 平山容疑者は「殺害には関与していない」と話していて、警視庁などは現場の状況などから他にも関与した人物がいるとみて調べています。

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