大阪市教育委員会は21日、同市立小学校教諭(29)が大阪地検に自動車運転処罰法違反(無免許過失致傷、過失致傷)と道交法違反(無免許運転、報告義務違反)の罪で在宅起訴されたと発表した。起訴は2日付。
市教委によると、教諭は2023年3月16日、同市阿倍野区で乗用車を無免許運転。運転していた車のサイドミラーとぶつかった被害者が転倒し、右脚骨折の大けがをさせた。同26日には同市東住吉区を運転中、交差点で信号待ちをしていた自動車の後部に衝突し、運転していた別の被害者に首を捻挫するけがをさせた。市教委によると26日は免許を有していたとみられる。
事故後、教諭は在宅で捜査を受けていた。今月21日に教諭が勤務先に届け出たことで発覚。いずれの運転も私用だったとみられ、市教委は懲戒処分を検討する。現在の教諭の勤務実態について、市教委は「個人情報のため差し控えている」としている。【長沼辰哉】
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