小林製薬は21日、紅こうじサプリメントとの関連が疑われ、遺族らから相談があった死亡事例について、1人分が厚生労働省への報告で漏れていたと発表した。サプリを摂取していたことが確認されている。報告漏れで判明した分を加えると、今月19日時点で詳細調査が必要な死亡事例は計115人となった。

 小林製薬によると、担当者の集計作業にミスがあった。13日に11人分の報告漏れがあったと発表し、同様のミスがないか再度精査したところ発覚した。

 当初、死亡疑いは5人と説明。6月28日に、腎障害以外も含めた死亡申し出事例が170人あり、うち詳細な調査が必要な事例が76人分さらにあったと突然追加した。(共同)

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