■謎の白い鳥“ハトじゃない”正体は?
頭から尻尾まで真っ白の謎の鳥が撮影されました。ハトでもない、その正体は…。
片足ずつ交互に出して歩く白い鳥。時折、草をついばむ様子もみられます。先週、北海道本別町で撮影されました。
“白い鳥”を撮影したせいぼうさん
「最初ハトかなと思ったけど何か違うなという気がして、500メートルぐらい過ぎたところで気になって戻った」
■専門家も驚き「かなり珍しい」
引き返して撮影したという“謎の鳥”。鳥の生態に詳しい専門家が口にしたのは意外な名前です。
鳥の生態に詳しい樋口広芳東京大学名誉教授
「カラスの仲間でハシボソガラスというカラスです。くちばしが細い方のカラス」
なんとカラスでした。
鳥の生態に詳しい樋口広芳東京大学名誉教授
「ハシボソガラスは歩くことが多い。くちばしの特徴とか、体が全体的にほっそりしていることとか、歩き方とか、そういう点からハシボソガラスに間違いない」
カラスといえば黒色の姿を思い浮かべますが、撮影された鳥は全身真っ白です。
鳥の生態に詳しい樋口広芳東京大学名誉教授
「注目すべきは羽毛全体が白い。羽毛だけではなく、くちばしや足も白くなっている。全体が白くなっているアルビノ個体なんですね。これはかなり珍しいです」
大変珍しく、「縁起がよい」とも言われてる白い動物。これまでも白いサルやオタマジャクシなどが各地で見つかっています。
実は、撮影した人は去年もこんな鳥を目撃していました。そう、白いスズメです。その時は幸運が舞い込んだといいます。
“白い鳥”を撮影したせいぼうさん
「白いスズメの時は新しい就職先が見つかった。(白いカラスは)もっと良いことがあるのかなと期待しています。まずは宝くじを買おうと思う」
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