富士山の標高2000メートルほどにあるカメラが捉えた映像です。土砂が水しぶきを上げながら、山肌を一気に流れ落ちていきます。

 大量の水分を含む雪が土砂を巻き込みながら勢いよく流れ下る「スラッシュ雪崩」と呼ばれる現象です。9日午前8時過ぎ、富士山の西側に位置する「大沢崩れ」と呼ばれる谷で起きました。

 さらに午前10時すぎ、標高1500メートルに設置されたカメラも別の「スラッシュ雪崩」を捉えていました。9日、付近は降り始めからの総雨量が90ミリに迫っていました。

国土交通省 富士砂防事務所 担当者
「富士山では、3月から5月くらいにかけて気温が上がって雪が溶けやすくなることで(大雨になると)この時期に発生する」

(「グッド!モーニング」2024年4月10日放送分より)

▶テレ朝天気

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。