東京都千代田区の靖国神社で石柱が落書きされた事件で、発見前日の18日夜に石柱の台座に上る不審な人物が周囲の防犯カメラに映っていたことが捜査関係者への取材で判明した。中国のSNS(ネット交流サービス)に落書きを映したとみられる画像が被害の発覚前に投稿されていたことも判明。警視庁が事件との関連を調べている。
落書きは19日午前3時50分ごろ、靖国神社の男性職員が見つけて110番した。黒のフェルトペンのようなもので、「トイレ」などを意味する中国語に似た文字のほか、アルファベットが書かれていた。
捜査関係者によると、110番の数時間前に、中国のSNSに落書きの画像が投稿されていたという。警視庁は器物損壊容疑で捜査している。【木下翔太郎】
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