19日午前3時50分ごろ、東京都千代田区の靖国神社の男性職員から、「石柱に落書きがある」と110番があった。警察官が確認したところ、神社の入り口にある神社名を記した石柱や台座に落書きが計6カ所見つかった。
警視庁麴町署によると、落書きは黒のフェルトペンのようなもので、「トイレ」などを意味する中国語に似た文字のほか、アルファベットが書かれていたという。警視庁が器物損壊容疑で捜査している。
靖国神社では、5月にも同じ石柱に赤いスプレーを使って、「Toilet(トイレ)」と落書きされる事件があった。警視庁は事件に関与したとして中国籍の男性を器物損壊と礼拝所不敬容疑で逮捕。中国に出国した中国籍の男性2人についても両容疑で逮捕状を取り、指名手配している。【森田采花】
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