「日中韓子ども童話交流2024」で河村建夫委員長(右端)らからTシャツを受け取った各国の児童代表ら=東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで2024年8月17日、岩崎日出雄撮影

 日本・中国・韓国の小学生100人が童話づくりを通じて交流する「日中韓子ども童話交流2024」(毎日新聞社主管)が17日に始まり、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)でオリエンテーションが開かれた。

 同日、中国・韓国の児童らと台風7号の影響で来場が遅れていた一部の日本の児童らが合流。オリエンテーションでは、主催の事業実行委員会委員長を務める河村建夫・元官房長官が「3カ国がもっともっと仲良くなるために、子どものときから深く知り合ってほしい」とあいさつした後、事業中に子どもたちが着るTシャツを各国の児童代表にプレゼントした。

 日本代表でTシャツを受け取った三重県伊勢市の中屋多喜さん(4年)は「中国・韓国の子どもたちに各国のことをいろいろ教えてもらうことが楽しみ。英会話を習っているので、それも試しに使ってみたい」と話した。児童らは23日まで絵本づくりなどを通じて交流する。【岩崎日出雄】

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