福島県浪江町で、国の伝統的工芸品に指定されている大堀相馬焼の作品を焼き上げる登り窯の火入れが14年ぶりに行われました。

 原発事故により帰還困難区域となっていた浪江町大堀地区には、大堀相馬焼の発信拠点「陶芸の杜おおぼり」のシンボルともいえる登り窯があります。

 11日、14年ぶりに火入れが行われ、13日まで夜通しで作品を焼き上げるということです。

大堀相馬焼協同組合 半谷貞辰さん
「ここから大堀が再生していくという姿が見てもらえたら、ありがたいですね」

 今回は窯元の作品に加え、町内の児童や町民の作品も焼き上げられます。

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