アメリカを訪問中に岸田総理大臣の夫人からバイデン大統領の夫人に贈られた品は、富山県の伝統工芸品でした。製造した会社が取材に応じ、「地震からの復興の意味でも応援してほしい」と語りました。

 日本時間の10日、岸田総理に同行している裕子夫人からバイデン大統領のジル夫人に、富山県高岡市で作られた「高岡銅器」のネックレスやピアスなどが贈られました。

 特徴は銅板の化学反応を利用して作る、折井ブルーと呼ばれる青色で色付けされていることです。

 高岡銅器の着色の工程を専門に担う工房が手掛けました。

伝統工芸士 折井宏司さん
「きのうの晩から今朝にかけて、オンラインショップで数時間おきくらいに注文が入っているようですので、さっそく効果が出てきたのかなと思いますね」

 折井さんは今回のことで高岡市を知ってもらい、能登半島地震からの復興の意味でも応援してもらいたいと話しました。

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