8日の地震で震度5強の揺れを観測した宮崎市のプールでは、安全対策を強化しながら営業が続けられています。

 浮き輪を持って一目散に駆け込む子どもたち。

 宮崎市フェニックス自然動物園の流れるプールでは、多くの家族連れなどが気持ちよさそうに泳ぎ、お盆休みの一日を満喫していました。

 海岸から近い場所にある流れるプールでは津波の被害から逃れるため、地震が起きた場合は利用客を16メートル以上の高台に誘導する対策を講じていて、8日の地震でも実際に250人ほどが避難しました。

 園では30分ごとにアナウンスをして避難方法を利用客に伝えています。

宮崎市内から来た客
「安心しながら遊べてるなっていうのはあります」

宮崎市フェニックス自然動物園 経営企画部 青木大治部長
「皆様に安心してお過ごしいただけるようにしっかり安全対策や避難誘導に関しての取り組みを行っているので、安心してお越しいただければと思っております」

 南海トラフ注意情報の呼び掛けが終了しても安全対策は続けられます。

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