気象庁=東京都港区虎ノ門3で、黒川晋史撮影

 強い台風7号が接近している影響で、気象庁は15日、局地的な大雨をもたらす線状降水帯が15日夜~16日夜に関東と山梨の8都県で発生する恐れがあると発表した。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒を呼び掛けている。

 8都県は、茨城県▽栃木県▽群馬県▽埼玉県▽千葉県▽東京都(伊豆諸島含む)▽神奈川県▽山梨県。

 線状降水帯は、雨を降らせる積乱雲が次々と発生して長さ50~300キロ程度の帯状に並び、同じ場所で数時間にわたって大雨が降り続く現象。300人以上が犠牲になった2018年の西日本豪雨などで確認され、気象庁は21年から線状降水帯の発生を発表するようになった。

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