東京・浅草で、疾走する馬に乗りながら矢で的を射る伝統行事「浅草流鏑馬(やぶさめ)」が行われました。

 伝統的な衣装を身にまとった「射手」が、平均時速およそ40キロで駆け抜けながら、80メートルほどの間隔で並ぶ3つの的を次々と射抜いていきます。

 「射手」の一人、ノ・マイケルさん。オーストラリア出身です。

 動画で見た流鏑馬に興味を持ったことから、弓馬術の流派の門下生となりました。

 流鏑馬の射手としておよそ10年前から参加しています。

小笠原流 射手 ノ・マイケルさん
「やっぱ日本の伝統と馬にもカリスマ(魅力)がある。人間は馬が好き。日本の伝統もきれいだし」

 長い歴史を持つ流鏑馬は、海外の人にも魅力が伝わるとマイケルさんは話します。

オランダからの観光客
「すばらしいイベントです。すごい」

 会場には国内外から多くの見物客が訪れました。マイケルさんの矢が的を射抜くと、観客席からは大きな拍手と歓声が上がりました。

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