台風7号は現在、発達しながら東京・小笠原諸島付近の海上を北上しています。16日には関東を直撃する恐れがあります。

■父島で最大瞬間風速32.1m 今年一番の強さ

 15日午前1時ごろ、小笠原諸島の父島の様子です。木が激しく揺れています。

撮影者(14日午後6時ごろ)
「桟橋も高潮の影響で水位が高くなっています」

 14日からの雲の動きを見てみると、大きく渦を巻きながら関東に迫っているのが分かります。

 14日午後の父島は、木々は大きくしなり、折れんばかりに揺れています。

撮影者
「もう傘は差せない状況ですね。出歩くのはやめようかなというような、そんな印象です」

 海も大荒れとなりました。

撮影者
「西側の海はだいぶ悪くなってきて、時より大きな波が打ち寄せています」

 父島では最大瞬間風速32.1メートル、今年一番の強さを記録しました。

■16日は交通機関に大きな影響

 この台風は16日、強い勢力で関東を直撃する恐れがあります。

 東海道新幹線は16日、東京−名古屋の運転を終日取りやめます。東北新幹線なども昼ごろから運転取りやめの可能性があります。

 羽田・成田、空の便も470便以上が欠航し、およそ9万5000人に影響が出るということです。

 高速道路でも、16日は午前から通行止めになる可能性があります。

(「グッド!モーニング」2024年8月15日放送分より)

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