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山で事故が。夏休みシーズンに遭難が相次ぎ、取材班が救助の現場に遭遇しました。

■夏休みの山で事故相次ぐ 救助現場に遭遇

駆けつけた救助隊員 この記事の写真は9枚 救助隊員
「(足を)動かせるのかな?ここ触っているのわかる?」
「動かさなくていい。一応、左も触るね」 奥穂高岳で救助現場に遭遇

長野県にある北アルプス・奥穂高岳。
標高2850メートル付近で71歳の男性が転倒し、民間の救助隊によって救助されました。

救助隊員
「一番痛いところどこ?ここは?」 男性
「はい、そこ」 けがの確認をする救助隊員 救助隊員
「ここが痛い?」 男性
「はい」 けがの確認をする救助隊員 救助隊員
「ふくらはぎが痛いのね?骨が痛い感じは?」 男性
「いや、ない」 足の不調を訴える男性 救助隊員
「足は?」 男性
「硬直しているという感じ」 奥穂高岳周辺で64歳男性が行方不明

この奥穂高岳周辺では、兵庫県の64歳の男性会社員が7日から行方不明になっています。
この夏、長野県内の山だけでも80人以上が遭難していて、遭難者の多くが50歳以上です。

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■山で“帰れなくなる” その多くは…?

■山で“帰れなくなる” その多くは…?

長野県警 山岳遭難救助隊 岸本俊朗隊長 長野県警 山岳遭難救助隊 岸本俊朗隊長
「(登山者の)98%くらいが50歳以上の方なので、どうしても年齢層が高くなると体力も身体能力も落ちるので、遭難が多いのかなと」 夏は特に、午後から雷雨の傾向

また夏は、特に午後から雷雨になる傾向が強いといいます。

長野県警 山岳遭難救助隊 岸本俊朗隊長
「このまま歩いていってもたどりつけないなという時は、そこからあきらめて帰るという選択肢も頭に入れていただきたい」 「あきらめて帰るという選択肢も」

この記事の写真を見る(9枚)
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