三重県伊賀市観光大使の「いが☆グリオ」と四日市市公認の「こにゅうどうくん」のゆるキャラ2体がユニット「Bo’z(ボーズ)」を結成し、伊賀市役所で7日、コラボグッズのTシャツとステッカーを発表した。ともに坊主頭であることから付いたユニット名だが、「(ロックグループの)B’zのように人気者になりたい」と夢見ている。
グリオは2008年に誕生した永遠の9歳で、こにゅうどうくんは1997年生まれの同6歳。グリオが所属する「いが☆グリオ実行委員会」によると、ダンスが得意な2体はよく県内外のイベントで一緒になり、付き合いも長い。伊賀市出身で県の「みえの国」観光大使の夢眠(ゆめみ)ねむさんと2018年9月、名古屋市で共演し、夢眠さんから坊主頭が共通の2体で活動してはと勧められたのがそもそものきっかけでユニット名も挙がったという。24年5月に広島県呉市、四日市市のイベントと2体が一緒になることが続き、「いつかは」と考えていたユニット結成とコラボグッズの製作、販売に向けて動き出すことを決めた。
Tシャツは黒1色で4サイズあり、いずれも3300円。直径8センチのステッカーはピンクとブルーの2色で1枚300円。グリオ実行委がデザインしTシャツは合計106枚、ステッカーは各200枚製作。伊賀市平野西町の岡森書店白鳳店、四日市市安島の四日市観光協会で販売する。
今後はBo’zとして県のPR活動も予定し、グリオは「Bo’zといっしょに三重をもりあげようぐり」、こにゅうどうくんは「グリオくんといっしょにがんばるよん」とコメントを出した。
問い合わせはいが☆グリオのホームページからか、四日市観光協会(059・357・0381)。【大西康裕】
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