保険代理店の「保険クリニック」を展開するアイリックコーポレーション(東京)は8日、第一生命保険から出向していた社員が契約者の氏名や生年月日、保険会社名などの情報約7万2千件を漏えいしていたと発表した。社員は第一生命グループのネオファースト生命保険に漏らしていた。

 アイリックによると、生命保険会社27社、損害保険会社22社、少額短期保険会社1社の計50社の情報が流出した。社員は漏えいの理由を「契約シェアの確認のためだった」と説明しているという。漏えいによる二次被害は確認されていない。

 アイリックは「再発防止策を早急に定め対応を進める」としている。(共同)

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