桜シーズンが最終盤を迎えた東京では、夜桜スポットで迷惑行為が起きていました。
■車道に出て写真撮影…“あわや”の場面も
外国人観光客の迷惑行為 この記事の写真車道に目立つ外国人観光客らの姿。お目当ては、満開の桜です。そんな「映える」桜スポットで、外国人観光客の迷惑行為が相次いでいました。
桜の名所「さくら坂」東京・渋谷駅からほど近い場所にある桜の名所「さくら坂」。150メートルほどの坂の歩道に、およそ30本のソメイヨシノがアーチ状に立ち並びます。
「桜まつり」の期間には、ライトアップも行われ、桜の人気撮影スポットとして知られています。
車道に出て、写真撮影をする人そこで目にした驚きの光景。車道に出て、写真撮影をする人が続出していました。
“あわや”といった場面も車が来るといったんは避けますが、通過すると再び車道に戻って撮影をはじめます。中には“あわや”といった場面もありました。
迷惑撮影をしていたイスラエルからの観光客迷惑撮影をしていたイスラエルからの観光客に“危険ではないか?”と聞いたところ、こんな答えが返ってきました。
“危険ではないか?”と聞いたら… イスラエル人観光客「大丈夫です。彼女にすてきな写真を撮ってあげるためだったら、危険はあまり感じません」
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「昼間っから無法地帯」の声も…祭りの事務局は、外国人観光客らによる迷惑撮影が相次いだため、急きょ看板の設置を決めました。
渋谷桜まつり実行委員会 佐藤勝委員長「色んな国の人が来られているので、言葉がなかなか難しいですね」 先週末に撮影された写真
先週末に撮影された写真を見ると、車道に人があふれ、まるで歩行者天国のような状態になっています。SNS上では、困惑の声が上がっています。
SNSに投稿された困惑の声 SNS上の声「みんな写真撮ってて大混雑」
「昼間っから無法地帯でした…」
8日からは、およそ10人だった警備担当者が、2倍の20人ほどに増員されました。果たして、効果はあったのでしょうか?
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■来年は「歩行者天国にしてあげられたら…」■来年は「歩行者天国にしてあげられたら…」
渋谷桜まつり実行委員会 佐藤勝委員長外国人観光客らによる迷惑撮影が相次ぎ、警備担当者の数を増員した事務局。それでも坂の上の方では、道の真ん中で堂々と写真撮影する人の姿がありました。
ただ、こうした光景はわずかで、警備のおかげもあり、祭りは大きな事故無く終了しました。
佐藤委員長「できるかどうか分かりませんけど、来年は歩行者天国にしてあげられたらいいなと。安全に楽しんでいただけるように全力をあげて。来年、実現させたいと思います」
(「グッド!モーニング」2024年4月12日放送分より)
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