宮崎県で震度6弱を観測した地震について、記者会見する気象庁地震火山部の青木重樹地震津波対策企画官=東京都港区で2024年8月8日午後5時52分、前田梨里子撮影

 気象庁は8日、東海沖から九州沖にかけての震源域で発生が懸念される「南海トラフ巨大地震」への注意が必要だとして、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表した。担当者は今後、南海トラフ巨大地震が起こる可能性について「普段よりも数倍高くなった」と述べた。そのうえで「いつ起きるかは申し上げられない。これまで通り十分に備えを確認していただきたい」と注意を呼び掛けた。

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