気象庁は8日午後5時半から行われていた南海トラフとの関連を調査する評価検討会の結果について発表しました。その結果は南海トラフ地震臨時情報の「巨大地震注意」です。

 この詳細については午後7時45分から気象庁で会見が行われるものとなっています。

 ただ、事前に気象庁などが公表しているそのガイドラインによれば、巨大地震注意が発表される基準というのは、南海トラフ地震の想定震源区域内のプレート境界において、マグニチュード7.0以上の地震が発生したと評価した場合、それから想定震源域のプレート境界以外や想定震源域の海溝の外側50キロ程度までの範囲でマグニチュード7.0以上の地震が発生したと評価された場合に巨大地震注意を発表するというふうに基準が定められています。

 そのガイドラインでは巨大地震注意が発表された場合には、地震の発生に注意しながら通常の生活を送ることが求められています。

 ただし、大規模地震が起きる可能性がなくなったわけではないということに留意をするようにも定められています。

 いずれにせよ、気象庁は今回の評価検討会の結果について、午後7時45分から記者会見を開いて詳細なマグニチュードの検討結果などについて説明をするものとみられています。

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