埼玉県蕨市で昨年10月発生した郵便局立てこもり事件で、警察官に発砲し、郵便局員の女性2人を局内に監禁したなどとして、さいたま地検は19日、殺人未遂や監禁致傷などの罪で無職の鈴木常雄容疑者(87)を起訴した。
起訴状などによると、鈴木被告は郵便局に駆け付けた警察官に発砲、監禁で女性2人に心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負わせたなどとされる。直前に同県戸田市の病院の診察室に向けて殺意を持って発砲し、医師らにけがを負わせた罪でも起訴された。
立てこもり事件は昨年10月31日午後2時15分ごろ発生。約8時間後、突入した捜査員に逮捕された。
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