東京女子医科大学や同窓会組織の不透明な資金の流れを巡る問題で大学は臨時理事会を開催し、岩本絹子理事長の解任を賛成多数で決めたことが分かりました。

 東京女子医大や同窓会組織を巡っては、特別背任容疑で警視庁の捜索が入り、調査した第三者委員会は岩本理事長の「一強体制」が問題の背景にあったと指摘しました。

 関係者によりますと、大学は7日午後5時半から臨時理事会を開き、岩本氏の理事長職の解任を賛成多数で決めたということです。

 5日に開かれた教職員向けの報告会では、丸学長が責任を取って辞任する意向を示していて、理事らも岩本氏の退任後に辞任する方針です。

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