ローマ教皇庁(バチカン)は19日までに、2025年の大阪・関西万博にバチカン美術館が所蔵するイタリア絵画の巨匠カラバッジョ(1571~1610年)の成熟期の代表作「キリストの埋葬」を出展すると発表した。バチカンの展示は「美は希望をもたらす」がテーマ。
カラバッジョは徹底的な写実表現や光と影を強調した技法で知られ、日本でも人気が高い。「キリストの埋葬」は21年に国立新美術館で展示される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で輸送が困難となり、中止となっていた。
バチカンは自前のパビリオンを建設せず、イタリアのパビリオン内に展示場所を設置する。(共同)
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